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郵便番号と電話番号から所在地、民泊法施行一年

学生時代にあるユースホステルに宿泊した際の事です
夜のミーティング(懇親タイム)の時に宿泊者の女性が
『私は郵便番号を記憶しているので番号から住所を当てられるし、その逆の住所から郵便番号を言える』

そう自己紹介をしていました
ユースホステルは今ではすっかり下火になりましたが、昭和の若者の旅には欠かせなかった健全な宿泊システムです
私は高校生でユースの楽しさを知り、大学時代はユースホステル部に所属していました

その女の子は郵便局でアルバイトをしていて自然に記憶したそうです
ミーティング(楽しいゲームや歌を歌う時間)の後に置いてあった郵便番号冊子を出して来て彼女をテストしたのですが完璧でした

もちろん7桁の数字は無理で初めの大きな3桁の数字で、例えば468だと名古屋市天白区とか瀬戸市は489と彼女は答えて皆の称賛を得てました


社会人になり不動産の世界へ入ると電話番号の市内局番を私自身が自然に覚えていきました
80Xだと天白区の天白川より東です(天白川より西の塩釜口や元八事は瑞穂局)、79Xだと守山区、2XXだと中区そんな感じです
これも一般の人からすると驚く方もみえて、『その電話番号なら中川区ですね』、なんてやっていました

しかし、・・・
郵便番号は市町村合併の一部で変更がありましたが、そんなに変化はありません
電話番号はもう上で書いたものが半分くらい通用しなくなりました

それはフレッツ光回線で電話を引くと区に関係の無い市内局番が割り当てられることとなったせいです
弊社の052-508-7584の508もフレッツ光からの電話番号なので508が北区という事では無くなっています
フレッツ光では無い普通の電話回線だと北区の庄内川以南は91Xという市内局番です

統一感が無くなりつつあってちょっと残念な気持ちです




民泊法が施行されて一年が経過しました
現場の声や実際に私が利用しての感想を書きます

海外では普通に利用されている国が多い民泊
規制が好きな日本では認められていませんでした
しかし東京オリンピックやインバウンド(訪日外国人観光客)の増加に宿泊施設が追いつかない

そんな事から日本でも5年ほど前から民泊が行われるようになりました
大手のエアビーアンドビーがウェブサイトを開設し宿泊を受けるように

実例としてワンルームの月の賃料が3万円(名古屋)から8万円(東京)としましょう
ところが宿泊施設だと一泊で5千円(名古屋)から1万円(東京)
月に20日間稼働すると10万円(名古屋)から20万円(名古屋)

こんな感じとなり目聡いオーナー達は民泊に新たなビジネスチャンスを見つけた感じとなりました

しかし旅館業法という法律の規制があり、それは違法と次第に知られてきた
ごく一定的にではあるが普及し始めていた現場は混乱
そこで国は新たに民泊法を整備し昨年から施行

こんな感じです

私は不動産業者としても客側としても興味を持ったので5年ほど前、日本ですぐに体験してみました
これが散々でひどい目に遭いました
ただこれは運が悪く単にその民泊運営者がひどい人だったという不運でした

そして法律施行後の昨年の初秋に再度札幌で利用しました
その際は快適でレンタカーでないと行けれない場所というのもあり、宿泊者は私だけで価格もかなりお値打ちなものでした
施設は民家で二階にホスト(運営者)が生活していて、一階が宿泊者用となっていました

また今年の10連休、ホテルが全く取れないので岡山で利用
こちらは不動産活用として参考になる施設でした

建物はワンルームの一室で他の部屋は賃貸マンションとして使われていました
賃貸としては人気のない1階が宿泊用となっています
建物は昭和晩期といった感じで風呂トイレは3点ユニット式、部屋は排水の関係でしょうかキッチンと部屋とには段差がありました

駐車場も確保されていて10連休でも素泊まり駐車料金含めて8千円以下でした
普通に賃貸で募集してもなかなか入居者が入らないだろうなと思える部屋の良い活用方法だと感じました

じゃあ自分もやってみよう
それは早計です

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この表のように民泊は届出で年間180日の営業が可能です
しかし、180日と言っても宿泊は一泊二日で2日としてカウントするので実質90日稼働
ここが改定されないと醍醐味は少ないところです

民泊法が成立前に西尾市の駅から10分以内の古民家の売却依頼を受けていました
増築を重ねていて部屋が10室あり、階段も何故か2つトイレも3ヶ所ありました
『これこそ民泊向き!』

そう感じて届出先となる西尾市を訪問したらかなり厳しい対応でした
『グレーゾーンな感じなのでしょうか?』
そう聞いたら
『いえ、グレーじゃなくてブラックです』
そう言われたのが強く印象に残っています

今後の課題としては
・簡易宿所のハードルを下げる事
・民泊のルールを緩める(特に日数)
だと感じます

民泊が不心得な一部により悪者のようにも捉えられていますが、元々は欧州のB&B
ベッドとブレックファーストから始まったものです
より理解が深まり、不動産の再生となり宿泊の多様化そして低廉化に繋がることを期待しています


文責   あいじょう不動産  たかぎ




















































プロフィール

 7584の不動産屋さん

Author: 7584の不動産屋さん
売買や賃貸など7584(名古屋市)の不動産屋さんが綴る実践に役立つあれこれです


不動産とそれに関係することを週に1回程度で書いていきます

画像の車(いすゞ117クーペ)で物件調査しています

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